- ただ時計だけをするのはもったいない ~時計の使いこなし~
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ムジカのもうひとつのビジネスであるオーディオには大きな特徴があります。
ムジカ製品の多くはお客様のご希望でカスタマイズが可能となる設計がされています。
こういった考え方は自動車では一般的です。
ボディカラーやタイヤ、カーナビ等々多くのの選択肢の中からライフスタイルに合致するものを選びます。
ところで、腕時計はどうでしょう?
交換できるのはバンドくらいで、それすら、交換している方はごくわずか。
これでは楽しくありません。
ムジカでは時計事業を開始するにあたって
『時計をお買い求めいただいたら終わり』という従来の習慣に疑問をもち
時計も発展的にカスタマイズを行ったり、オプションを追加することによってより趣味性が広がるのではないかと考えました。
今日は時計の使いこなしを考えていこうと思います。
例えば、Komandirskie 431296ですが、
この時計はロシアで製造されたオリジナルをそのまま販売していません。
オリジナルはこのようになっています。
軍用では耐久性があればどんなデザインのベルトでもよいのですが
私たちが日常的に使用するには難しいベルトです。
そこでベルトを交換して出荷しています。
(オリジナルのロシア製ベルトも同梱しています)
このベルトは第2次世界大戦当時航空機搭乗者用として使用されていたデザイン。
時計の裏蓋の金属が肌に直に接触しないようプロテクターがついています。
当時の暖房のない航空機で高高度飛行をした場合機内の温度が氷点下になることがあります。
そういった環境で時計の裏蓋に皮膚が接触していると凍傷になる可能性があり危険です。
そのためのプロテクターなのですが、そのデザインは軍用の時計にはぴったりです。
金属ベルトがお好きな方には金属ベルトへの交換も可能です。
ロシア製の金属ベルトもあるのですが薄い金属板をプレス加工で曲げて作ったチープなものです。
当社では、ステンレスのインゴットから駒を1つ1つ削り出したものを使用しています。
また、この時計はベゼルも交換可能です。
ベゼルの交換は当社にお持ちいただくことになりますが、
パーツとしていくつかのベゼルを入手することができます。
いかがでしょうか?まったく違う時計に見えませんか?
また、小さなリストコンパスを追加するのも当社では人気です。
リストコンパスは磁石ですので金属ベルトには使用できません。
ブレスレットを合わせるのも良いと思います。
ここでは革製の黒いブレスレットを合わせてみます。
こういった使いこなしでまったく違う時計をしているような気分に。
ぜひチャレンジしてみてください。
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